九州大学 60th 九大祭
60th九大祭 〜Q-FES'07〜

eco
eco-about
九大祭のコンセプトに、本年度より全面的に「エコ」という大きな目標を盛り込むことになりました。その考えの発端は、去年までの資料を見た際、ゴミが3日間で13トンも出ているという事実があり、それが心にひっかかったことでした。

「ゴミを減らすために、我々で何かできることはないだろうか。」

この一言から、私たちが学祭でできる環境対策を考える模索が始まりました。その結果、今年の方針として、ゴミの大半を占める模擬店の容器についてバイオマスカップや、リサイクル紙容器「ホッかる」の導入をすること(ごみゼロ構想)、ならびに環境に関する展示や講演を行い、九大祭の来場者一人一人に環境について考え、感じてもらう企画(環境教育構想)を実施いたします。
ecoa
九大祭のエコ活動は九大学生環境組織エコアの企画に基づき、その協力を得て運営されています。
collection
昨年度の学園祭のごみの総量に危機感を抱き、今年度はリサイクル可能な品目のゴミは極力リサイクルするためにゴミを処分方法別に細かく分別回収します。 分別品目は…

・可燃ごみ
・びん
・アルミ缶
・スチール缶
・古紙
・ペットボトル本体
・ペットボトルキャップ
・BMC(バイオマスプラスチックカップ)
・飲み残し
・生ゴミ

当日は分別回収リサイクルブースを会場内に3箇所設置しております。リサイクルブース以外でのゴミの廃棄はできませんので、ゴミはすべてリサイクルブースに持参いただき、分別をお願いいたします。

※ BMC(バイオマスプラスチックカップ)に関しては、抽選ブースにおいても回収しています。
recycled
・リサイクル容器「ホッかる」について

今年度導入するリサイクル容器は普通の容器とは違い、紙とビニールの2層構造になっています。使い方は、普通の食器同様ですが、リサイクルブースに捨てる際には表面のビニールをはがしビニールは可燃ごみとして捨て、残った紙の部分を古紙として分別お願いします。九大祭へ参加するすべての模擬店は、この環境容器を開店時点でほぼ全面導入いたします。
なお、九州地区での大規模導入は本学祭が最初となります。

※ 販売元:(株)秀英 http://www.hokkaru.co.jp/
bmc
・BMC(バイオマスプラスチックカップ)について

BMC(バイオマスプラスチックカップ)は、とうもろこしから抽出される乳酸という物質から作られているため、石油を一切使わず、地球にたいへんやさしい容器です。使用後に集めて熱処理するとカップの純度が落ちず再び同じ品質のカップとして生まれ変わることができるという特徴をもっています。現在ではさまざまな野外フェスなどで使用されているほか、イオングループなどで野菜や卵の包装のビニールへの利用や、モスバーガーでも飲料の提供カップに導入されているなど、徐々に社会に浸透している先進素材です。

学園祭当日はその回収インセンティブの向上のため、カップを本部横の抽選ブースに持参していただいた方はエコグッズが当たる抽選会に参加いただけます。(カップ1つ返却につき、1回の抽選権となります)

※ BMC(バイオマスプラスチックカップ)の耐熱温度は55度ですのでそれ以上の温度のものを入れないでください。
※ 本部にてBMC(バイオマスプラスチックカップ)の販売をいたしております。当日飲料用カップがご入用の際はご活用ください。